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いわき地域復興センター Iwaki Community Reconstruction Center

「浜通りのこれからを考えるスタディツアー」を開催しました

いわき地域復興センターでは、平成26年12月11日(木)「浜通りのこれからを考えるスタディツアー ~東日本大震災を視る・知る・考える~」を開催しました。市民の皆さまに震災から3年半が過ぎたいわき市及び楢葉町の現状を知っていただくこと、また震災被害を振り返って現在の復興の取り組みについて学び、そして浜通り地区がどのように変化しようしているのかを知っていただく機会を提供することを目的として開催し、37名の方(いわき市内在住33名、市外4名(うち3名は福島県外))にご参加いただきました。そのようすをご紹介します。 

①9:15~9:55

いわき明星大学 震災アーカイブ室 

20141211震災アーカイブ室 20141211パネル見学

いわき明星大学の震災後の対応及び震災アーカイブについて説明を行ったのち、震災アーカイブ室の中の見学といわき市及び浜通り地区の写真をまとめたパネル見学を2班に分かれて行いました。

 

②10:10~10:15

楢葉町小中学校仮設校舎・あおぞらこども園仮設園舎(いわき明星大学用地内) 

 いわき明星大学の用地内に楢葉町が設置した小中学校仮設校舎、あおぞらこども園仮設園舎、屋内運動場を車窓から見学しました。

 

③11:15~13:00

楢葉町エリア(楢葉町役場-ここなら商店街-天神岬スポーツ公園-道の駅ならは-Jヴィレッジ-楢葉遠隔技術開発センター建設地) 

20141211楢葉町役場 20141211ここなら商店街
20141211天神岬 20141211Jヴィレッジ

楢葉町役場で復興推進課職員 遠藤俊行様から楢葉町の震災後の対応や復興計画等についてご説明いただいたのち、役場隣に作られたここなら商店街を見学しました。その後、高台にある天神岬スポーツ公園の一角から眼下に広がる除染廃棄物仮置き場のようすを見学しました。Jヴィレッジでは、元サッカーグラウンドが現在は原発事故収束作業の機材置き場や駐車場として利用されているとの説明をお聞かせいただきました。最後に楢葉遠隔技術開発センター(通称:モックアップ施設)建設地を訪れ、廃炉作業のための遠隔技術研究用施設建設の概要をご説明いただきました。

 

④13:15~13:25

いわき市久之浜エリア 

 車窓から、久之浜漁港、津波被害地域、元久之浜商店街等を見学しました。

 

⑤14:50~16:00

いわき市薄磯・豊間エリア 

20141211薄磯PRルーム 20141211豊間中説明

海まち・とよま市民会議 会長 瀬谷貢一様に、薄磯地区の被災状況やご自身の被災体験、復旧・復興の取り組みと課題等についてご説明いただきました。また、いわき明星大学震災アーカイブ室の川副から、旧豊間中学校の被災状況や現在のようすなどについて説明いたしました。

 

参加者からは、「地域にいながら初めて知ることも多かった。」「実際に見ることができてとてもよかった。これからも関心を持ち続けたい。」等のご意見をいただきました。復旧・復興の程度が地域によって大きく異なる現状を知っていただき、東日本大震災のこと、そしてこれからの取り組みのことについて考えていただく機会となれば幸いです。 

いわき地域復興センターでは、今後も震災からの復興を学ぶバスツアーを企画予定ですbusshine

皆さまのご要望を、是非お寄せください。 (いわき地域復興センター ☎0246-38-7132